こんにちは!まったりです。
大学生の中には

これから大学院に進学すべきか、就職すべきかどうしよう…。
と悩む方は多いのではないでしょうか。
本記事ではこのような悩みを解決するために
「実際に大学院に進学するデメリット」
について現役理系大学院生が紹介します。
ちなみに、大学院に進学するメリットについて別の記事で紹介しています。
▼大学院進学のメリットはこちら▼


- 大学院へ進学することで実際に感じたデメリット


1. 大学院に進学したことによるデメリット


大学院に進学するメリットについては以前の記事で紹介しました。
▼大学院進学のメリットはこちら▼


しかし、大学院進学にはメリットだけでなくデメリットも存在します。
私が感じた、大学院に進学したことによるデメリットは3つあります。
それは
- 学部卒の人たちと比べて収入がない
- 研究が忙しく就活をする暇がないことがある
- 学部卒よりも学費が多くかかる (2年分以上の学費)
になります。
以下ではそれぞれについて詳しく説明します。
1) 学部卒の人たちと比べて収入がない
当たり前ですが、学部卒の人たちはすでに働いているためしっかりと給料をもらっています。
一方で、大学院生は研究をしていても給料はもらえません。



大学院 (特に修士) は学部の延長のような感じなので研究に取り組んでもお金にはならないです。
いち早く稼ぎたいと思う場合は大学院進学は少し考えた方がいいかもしれません。
– 要点まとめ –
- 大学院生は働いているわけではないのでお給料がもらえず金銭的余裕がなくなる可能性あり
2) 研究が忙しく就活をする暇がないことがある
配属されている研究室にもよりますが、研究が忙しくてほとんど就職活動に取り組めない場合があります。
なので、行きたい企業がある場合は大学進学をしない方がいいこともあります。
ちなみに大学院生は
『大学にある企業推薦枠で内定を得る』
ことが多いです。
しかし行きたい企業の推薦枠が必ずあるとは限りません。



もしも、この推薦枠に行きたい企業がある場合は大学院進学することで推薦枠を獲得しやすくなります。
一方で、推薦枠がない場合は就活にさける時間がないため
- ES
- 面接対策
などが疎かになり
『行きたい企業の内定を獲得できない可能性』
があります。
そうなると、大学院に進学したにもかかわらず納得のいかない就職をしてしまうことになります。



推薦枠を使いたいと考えている学生は、事前に大学の推薦枠を確認して置くことをお勧めします。
– 要点まとめ –
- 研究と就活を並行して行うことがしんどい可能性がある
- 企業推薦を使う場合は一般の就活より楽に進めることができる
- 学科推薦などを使わない場合は就活が厳しくなる恐れがある
3) 学部卒よりも学費が多くかかる (2年分以上の学費)
当たり前ですが、大学院も学校なので
『学費』
がかかります。
学費は大学によって異なりますが、基本的に学部の時と同じ額程度必要です。



経済的に余裕がある学生は進学を考えてもいいかとは思いますが、あまり余裕がない場合は就職を選んだ方がいい場合もあると思います。
例えば、学費を払い続けるのが難しい状況である学生が大学院に進学しようとしていた場合
- 大学院での研究
- 研究室のゼミ
などでアルバイトをする時間が取れず学費を払えなくなる可能性があります。
そうなるとやむなく退学することになってしまいます。
このように、自身の経済状況をしっかりと把握した上で大学院に進学することを考える必要があります。
– 要点まとめ –
- 学部卒に比べて最低2年分の学費が追加で必要になる
- 場合によっては学費を払えなくなる可能性もある
2. 最後に
今回は
「実際に大学院に進学してみて感じたデメリット」
について紹介しました。
大学院に進学することで得られるメリットもたくさんありますが、今回紹介したようにデメリットも存在します。
大学院に進学するメリットについては別の記事で投稿しています。
▼大学院に進学するメリットについてはこちら▼





これから大学院に進学したいと考えている人は、しっかりと自分の立場を考えながら慎重に進路を決めていってください。
これは個人的な意見ですが、大学院では
- 論理的思考力
- 発表スキル
- 未知の領域を発掘する楽しさ
など、本当にいろいろないことを学ぶことができます。
なので、余裕のある方は是非進学を検討してみてください。



最後までご覧いただきありがとうございました!
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