こんにちは!まったりです。
大学生の中には

大学院に進学を考えてるけど、どの研究室行こうかな…。適当でいっかな。
と悩んでいる方がいるかと思います。
本記事ではこのような悩みを解決するために
「研究室選びの重要性」
について実体験をもとに紹介します。
- 研究室選びがなぜ大切なのか
- 大学院進学にどのように影響するのか
1. なぜ研究室選びが大切なのか


研究室選びが大切な理由は3つあります。
それは
- 興味のない分野の研究は全く進まない
- 大学院に進学するとその研究室で研究していくことになる
- 就職にも影響する可能性がある
ということです。
以下ではそれぞれについて詳しく解説します。
1) 興味のない分野の研究は全く進まない
どの大学もおそらく大学4年生から本格的に研究室に配属されます。
それから1年間
『卒業論文』
を作成するために研究室に通うことになります。
卒業論文では
- どうしてその研究をしたのか
- 研究内容はどのようなものか
- 研究を通してどんな結果が出たのか
ということをまとめなければなりません。
一方で、研究を進めていくには
- 先行研究では何がされているのか
- どのような課題が現状残っているのか
ということを理解する必要があります。
これらを学ぶためには
「論文」
を読まなければなりません。
例えば興味のない本を無理やり読め!と言われたらどうでしょうか?
全く読む気になりませんよね。
論文を読むことも一緒で
『興味がない内容だと全く頭に入ってこない』
です。
そうなると研究の進み具合も遅れてしまいます。
そして結果的に
- 卒論が大変になる
- 完成できない
といった事態に陥ってしまう可能性が出てきます。



せっかく内定をや進学先が決まっているのに卒業できなければ意味がないですよね。
– 要点まとめ –
- 興味のない研究を進めるのはかなり大変
- 研究が進まず卒業できない可能性も出てくる
2) 大学院に進学するとその研究室で研究していくことになる
学部から大学院に同じ大学でエスカレーター式に進学する人は
『基本的にそのまま同じ研究室に配属』
されます。
そうなると最低でも2年間はその研究室で研究をすることになります。
大学院生の生活については、他の記事で詳しく紹介しています。
▼大学院生の1日はこちらから▼


卒論を完成させるときも興味のない分野だとなかなか進まないのに、それを大学院で続けるなんてもっと大変です。
私の知り合いの大学院生の1人が、研究に興味が向かず



もう研究できる気がしない。大学院辞める… 。
といって大学院を中退した人もいます。
それほど大学院での研究は興味がないと続けるのが大変なものです。
私の場合は元々ネットワーク系の分野に興味があったので学部生の頃から研究室をしっかり調べ、ネットワーク系の研究ができる研究室に進みました。



そして大学院も同じ研究室に在籍し、引き続きネットワークの研究をしています。
– 要点まとめ –
- 大学院に進学すると学部生時代と同じ研究室に配属され同様の研究を進めることになる
3) 就職に影響する可能性がある
就職活動すると実際に経験しますが、面接の際に
「どうして大学院でその研究をしようと思ったの?」
と聞かれることがあります。



私もたくさんの企業を受けましたが、どの企業でも必ずと言っていいほどこの質問をされました。
この時に
『筋道がはっきりしている答え』
ができないと一貫性がないと判断され、悪い評価につながる可能性があります。
– 要点まとめ –
- 「どうしてその研究をしているか」に一貫性がないと面接では不利になる可能性がある
2. 最後に
今回は
「研究室選びの重要性」
について実体験をもとに詳しく解説しました。
これから大学院進学も考えている学生は、よく考えて研究室を選ぶことをおすすめします。
必ずではないにしろ、将来の進路に影響してくる可能性があります。



最後までご覧いただきありがとうございました!
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