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就活、社会人生活に疲れたあなたにオススメの一冊!『2週間の休暇』とは【フジモトマサル】

こんにちは、まったりです。

今回は本紹介記事です!

目次

2週間の休暇とは

このご時世、どこへ行っても情報があふれていて、LINEやTwitterなどのSNSもあり、常に誰かと見えないところでつながっていることを実感します。

でも、たまには一人になってゆっくりと過ごしたい、そんな時もあるものです。

そんな皆さんに、仕事や人間関係などで疲れたときにオススメの本をご紹介します。

それが、フジモトマサルさんの『2週間の休暇』です。

この本は、イラストレーター兼漫画家のフジモトマサルさんが書いた、著者初の長編漫画です。

彼の作品の特徴は、「擬人化した動物」がよく出てくる点です。

動物が2本足で立ったり、言葉を話したり、シュールで不思議な世界が繰り広げられます。

そんなフジモトマサルさんは、白血病により46歳の若さでこの世を去ってしまいました。

しかし、今でも彼のユーモアあふれるイラストは多くの人々を魅了し続けています。

なかでも、数多くの仕事をともにしてきた詩人の穂村弘さんは、

『二週間の休暇』を「フジモトマサル作品の中で、最も好きな作品だ」と語っています。

ストーリー紹介(ネタバレなし)

『二週間の休暇』のストーリーを一言で言うと、

主人公の日菜子(OL)が「鳥たちの世界」に迷い込むという話。

めちゃくちゃシュールです。

物語全体には、終始不穏な空気が漂っているのですが、

決して不快ではなく、むしろそれが理想であるかのように思える不思議な作品です。

明らかに私たちの常識とはかけ離れた異常な世界に迷い込んだはずなのに、

主人公の日菜子はとにかく落ち着いていて、何事もなかったかのように物語は進みます。

あまりにも壮絶で、あまりにも静閑な冒険の物語といえるでしょう。

また、一コマ一コマのディテールにも趣向を凝らしており、私たちの生活で共感できるようなポイントが所々に散りばめられています。

そんな著者のこだわりによって、遠い世界の話なのに身近に感じられ、一種のノスタルジーも感じられる作品です。

数年前に、初めて読んだときからずっと私の心に残っていて、今でも大好きな作品の一つです。

物事が思うように行かないとき、心が疲れたときに、私はこの本を読みます。

今度は自分が主人公の代わりに別世界に自ら迷い込むのです。

有給休暇にも数えられない不思議な『二週間の休暇』を利用し、

日頃の疲れを癒しているのです。

「あたたかな空気。 緑の匂い 穏やかな午後。 散歩のあとの読書。 忘れてしまった過去はどんなふうだったんだろう。」 (フジモトマサル『二週間の休暇』より)
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